さんりんぼう

三隣亡とは

もとは家を建てる工事の日取りの話なんだ。引越しは気にする人と気にしない人がいるにゃ。

三隣亡(さんりんぼう)は、この日に家を建てる工事をすると、火事などの災いが向こう三軒両隣にまで及ぶ、と言われてきた日です。棟上げ(上棟)や着工など、建築にかかわる日取りで避けられてきました。

もともとは建築だけの凶日で、ほかのことには関係がないとする説明が多く見られます。一方で、新しい家に入る引越しも避けたほうがよい、とする説もあります。どちらの説もあることを知ったうえで、気になる人は日をずらす、という使い方がされています。

辞典では根拠のない俗信と説明されることもある暦注で、えんぎ帳では言い伝えのひとつとして紹介しています。

向いているとされること

  • 建築に関係のない、いつもの用事

気をつけたいこと

  • 上棟・着工など、家を建てる工事の日取りでは避ける習わしがあります。
  • 引越しも避けるとする説があります(建築だけとする説もあります)。

えんぎ帳での数え方

二十四節気の「節」で区切った月(節月)ごとに、次の十二支の日を三隣亡としています。節入りの日は新しい節月に入ります。

節月十二支
寅月・巳月・申月・亥月(立春・立夏・立秋・立冬から)亥の日
卯月・午月・酉月・子月(啓蟄・芒種・白露・大雪から)寅の日
辰月・未月・戌月・丑月(清明・小暑・寒露・小寒から)午の日

月の区切りを節月とする数え方は、暦の専門サイトの説明と同じで、2026年・2027年の日付一覧も照らし合わせて確かめています。

どの暦注も、昔からの習わしとして紹介しています。吉日にしたからといって、よい結果が約束されるわけではありません。

三隣亡の日付

次の三隣亡は2026年11月4日(水)です。

計算の方式と、検算に使った資料は暦の計算方法にまとめています。