しちじゅうにこう
七十二候とは
5日ごとに季節の名前が変わるんだ。外の様子と見くらべてみてね。
七十二候(しちじゅうにこう)は、二十四節気のそれぞれを、初候・次候・末候の3つに分けたものです。ひとつの候はおよそ5日で、「霎時施(こさめときどきふる)」「山茶始開(つばきはじめてひらく)」のように、その時期の天気や動植物のようすが短い言葉で書かれています。
もとは中国でできたものですが、日本の気候に合うように江戸時代に作り直され、そのあとも少しずつ直されてきました。
えんぎ帳での決め方
立春の瞬間(太陽の視黄経315度)を初候の始まりとして、太陽が5度進むごとに次の候に切り替えています。候の名前と読みは、国立天文台の暦Wikiにある「宝暦暦以降」の名前を使っています。読みはサイトや本によって少しずつ違うことがあります(たとえば「東風解凍」を、えんぎ帳では「はるかぜこおりをとく」と読んでいます)。
これから1年の七十二候
- 楓蔦黄もみじつたきばむ・霜降末候・2026年11月2日から
- 山茶始開つばきはじめてひらく・立冬初候・2026年11月7日から
- 地始凍ちはじめてこおる・立冬次候・2026年11月12日から
- 金盞香きんせんかさく・立冬末候・2026年11月17日から
- 虹蔵不見にじかくれてみえず・小雪初候・2026年11月22日から
- 朔風払葉きたかぜこのはをはらう・小雪次候・2026年11月27日から
- 橘始黄たちばなはじめてきばむ・小雪末候・2026年12月2日から
- 閉塞成冬そらさむくふゆとなる・大雪初候・2026年12月7日から
- 熊蟄穴くまあなにこもる・大雪次候・2026年12月12日から
- 鱖魚群さけのうおむらがる・大雪末候・2026年12月17日から
- 乃東生なつかれくさしょうず・冬至初候・2026年12月22日から
- 麋角解さわしかのつのおつる・冬至次候・2026年12月27日から
- 雪下出麦ゆきくだりてむぎのびる・冬至末候・2027年1月1日から
- 芹乃栄せりすなわちさかう・小寒初候・2027年1月5日から
- 水泉動しみずあたたかをふくむ・小寒次候・2027年1月10日から
- 雉始雊きじはじめてなく・小寒末候・2027年1月15日から
- 款冬華ふきのはなさく・大寒初候・2027年1月20日から
- 水沢腹堅さわみずこおりつめる・大寒次候・2027年1月25日から
- 鶏始乳にわとりはじめてとやにつく・大寒末候・2027年1月30日から
- 東風解凍はるかぜこおりをとく・立春初候・2027年2月4日から
- 黄鶯睍睆うぐいすなく・立春次候・2027年2月9日から
- 魚上氷うおこおりをいずる・立春末候・2027年2月14日から
- 土脉潤起つちのしょううるおいおこる・雨水初候・2027年2月19日から
- 霞始靆かすみはじめてたなびく・雨水次候・2027年2月24日から
- 草木萌動そうもくめばえいずる・雨水末候・2027年3月1日から
- 蟄虫啓戸すごもりむしとをひらく・啓蟄初候・2027年3月6日から
- 桃始笑ももはじめてさく・啓蟄次候・2027年3月11日から
- 菜虫化蝶なむしちょうとなる・啓蟄末候・2027年3月16日から
- 雀始巣すずめはじめてすくう・春分初候・2027年3月21日から
- 桜始開さくらはじめてひらく・春分次候・2027年3月26日から
- 雷乃発声かみなりすなわちこえをはっす・春分末候・2027年3月31日から
- 玄鳥至つばめきたる・清明初候・2027年4月5日から
- 鴻雁北こうがんかえる・清明次候・2027年4月10日から
- 虹始見にじはじめてあらわる・清明末候・2027年4月15日から
- 葭始生あしはじめてしょうず・穀雨初候・2027年4月20日から
- 霜止出苗しもやんでなえいずる・穀雨次候・2027年4月25日から
- 牡丹華ぼたんはなさく・穀雨末候・2027年4月30日から
- 蛙始鳴かわずはじめてなく・立夏初候・2027年5月6日から
- 蚯蚓出みみずいずる・立夏次候・2027年5月11日から
- 竹笋生たけのこしょうず・立夏末候・2027年5月16日から
- 蚕起食桑かいこおきてくわをはむ・小満初候・2027年5月21日から
- 紅花栄べにばなさかう・小満次候・2027年5月26日から
- 麦秋至むぎのときいたる・小満末候・2027年6月1日から
- 蟷螂生かまきりしょうず・芒種初候・2027年6月6日から
- 腐草為蛍くされたるくさほたるとなる・芒種次候・2027年6月11日から
- 梅子黄うめのみきばむ・芒種末候・2027年6月16日から
- 乃東枯なつかれくさかるる・夏至初候・2027年6月21日から
- 菖蒲華あやめはなさく・夏至次候・2027年6月27日から
- 半夏生はんげしょうず・夏至末候・2027年7月2日から
- 温風至あつかぜいたる・小暑初候・2027年7月7日から
- 蓮始開はすはじめてひらく・小暑次候・2027年7月12日から
- 鷹乃学習たかすなわちわざをならう・小暑末候・2027年7月18日から
- 桐始結花きりはじめてはなをむすぶ・大暑初候・2027年7月23日から
- 土潤溽暑つちうるおうてむしあつし・大暑次候・2027年7月28日から
- 大雨時行たいうときどきにふる・大暑末候・2027年8月2日から
- 涼風至すずかぜいたる・立秋初候・2027年8月8日から
- 寒蝉鳴ひぐらしなく・立秋次候・2027年8月13日から
- 蒙霧升降ふかききりまとう・立秋末候・2027年8月18日から
- 綿柎開わたのはなしべひらく・処暑初候・2027年8月23日から
- 天地始粛てんちはじめてさむし・処暑次候・2027年8月28日から
- 禾乃登こくものすなわちみのる・処暑末候・2027年9月3日から
- 草露白くさのつゆしろし・白露初候・2027年9月8日から
- 鶺鴒鳴せきれいなく・白露次候・2027年9月13日から
- 玄鳥去つばめさる・白露末候・2027年9月18日から
- 雷乃収声かみなりすなわちこえをおさむ・秋分初候・2027年9月23日から
- 蟄虫坏戸むしかくれてとをふさぐ・秋分次候・2027年9月28日から
- 水始涸みずはじめてかるる・秋分末候・2027年10月3日から
- 鴻雁来こうがんきたる・寒露初候・2027年10月8日から
- 菊花開きくのはなひらく・寒露次候・2027年10月13日から
- 蟋蟀在戸きりぎりすとにあり・寒露末候・2027年10月18日から
- 霜始降しもはじめてふる・霜降初候・2027年10月24日から
- 霎時施こさめときどきふる・霜降次候・2027年10月29日から
絵は、候の内容に近い「雨・空・雪・日ざし・花・草木・鳥・生きもの・水」の9種類を、季節の色で描いています。
計算の方式と、検算に使った資料は暦の計算方法にまとめています。